河南省は中華民族・華夏文明の重要な発祥地であり、中華の優秀伝統文化を伝承・発展する重大な使命を担っている。

中国共産党第十八回全国代表大会から、河南省は自身の優位性に着目して、中原をさらに輝かせることを中心に、中華の優秀伝統文化の創造的転化、革新的発展を積極的に推進し、新しい発展段階に立脚し、新しい発展理念を貫き、新しい発展構造の構築に奉仕し、文化・観光・文化・創意の融合戦略を実施して、「河南を歩く・中国を知る」ブランド体系を構築し、文化遺産保護、文化・観光資源利用、文化・観光業態革新、体制・仕組み改革に力を入れ、河南文化の建設を繁栄・興隆させ、観光の発展に新たな彩りを出し、新たな栄光を鋳造することを推進する。

眠っている文化財を「生かす」

ここ数年来、河南省委員会、省政府は「河南省文物保護利用強化改革実施方案」と「河南省革命文物保護利用工程実施意見」を発表し、文物保護利用改革を全面的に強化し、文化財を「生」かせ、文脈を伝えていくために努力してきた。2021年9月、河南省委員会と省政府はまた「文化観光・文化クリエイティブ融合戦略の実施」を打ち出し、豊富な歴史・文化資源を「活性化」し、河南省を「見どころ」があるようにすることを目指している。

現在、黄河国家博物館、河南文物考古研究院新院などが着工し、廟底溝国家考古遺跡公園、仰韶村国家考古遺跡公園、鄭州商都遺跡博物院などが建設・開放され、人々が文化財を認識し、理解するために良い場所を提供している。

伝統的な観光地を「ファッション」にする

新たな時代に入り、大衆観光の発展態勢に合わせるため、河南省の観光は数量・規則モデルから品質・利益モデルへとモデルチェンジ・アップグレードしてきた。ここ10年、河南省の観光業態構造は絶えなく最適化してきて、自然観光ツアーからレジャー・リゾートツアーへと転換しつつある。

古い芝居を「歌い」始める

河南の戯曲は観客基礎が深く、豫劇、曲劇、越調の三大劇種と、宛梆、蒲劇、墜劇など20種余りの小劇種がある。

人民のための文芸。中国共産党第十八回全国代表大会から、河南省は「春満中原・故郷河南」「書香満屏」クラウドリーディングや河南省芸術広場ダンス展示公演、黄河流域九省（区）芸術写真展など一連の大衆文化展示イベントを開催してきた。

河南省文化・観光庁の関係者によると、河南省文化・観光システムは初心を忘れず、使命を胸に刻み、文化への自信を固め、観光の発展を革新し、河南の文化的ソフトパワーと観光の影響力を引き続き高めて、中国共産党第二十回全国代表大会の開催成功を迎えようとしている。