ネギとナマコの煮込み

ネギとナマコの煮込みは河南地方の漢族風料理であり、河南料理です。水溶き片栗粉を回し入れたあと、すぐにかき回さず、3、4秒おいてからかき回し、とろみがついた綺麗な汁ができあがります。

その他の材料

水で戻したナマコ1000g 精製塩2g 長ネギ105g 味の素3.5g 葉ニンニク15g 水溶き片栗粉10g おろし生姜5g 鶏がらスープ

200g 生姜汁27.5g 糊葱油50g 砂糖27.5g 植物油150g 醤油12.5g(約75消費) 紹興酒15g

作り方

1.水で戻したナマコを綺麗に洗い、鍋の中に入れて水を注ぎ、強火で沸騰させます。約5分煮込んで取り出し、水ですすぎます。長ネギは100gを5センチに切り、5gはみじん切りにします。葉ニンニクは3.3センチの長さに切ります。

2.中華鍋を強火で加熱し、植物油を回し入れます。200度ほどに加熱したら5センチに切ったネギを入れ、きつね色まで揚げたら鍋を火から外します。ネギをボウルに移し、鶏がらスープ(50g)、紹興酒(5g)、生姜汁(2.5g)、醤油(2.5g)、砂糖(2.5g)と味の素(1g)を入れ、せいろうで1~2分蒸して取り出し、汁を捨ててネギを残します。

3.中華鍋を強火で加熱し、植物油を回し入れ(25g)ます。200度ほどに加熱したら、砂糖(25g)を加え、きつね色に変わったらネギのみじん切り、生姜のみじん切り、ナマコを入れてさっと炒め、紹興酒(10g)、鶏がらスープ(150g)、醤油(10g)、生姜汁(25g)、精製塩、ネギ油(20g)と味の素(2.5g)を加えます。沸騰したら弱火にして5分煮詰め、汁が2/3まで減ったら強火にしてフライパン返ししながら炒めます。水溶き片栗粉を回し入れ、トロトロのソースにナマコを絡めたらお皿に盛りつけます。

4.中華鍋を強火にかけ、ネギ油(30g)を回し入れ、油が熱くなったら切っておいた葉ニンニクと蒸したネギを入れ、少し加熱してナマコに散らします。

注意

1.ネギ油の作り方:植物油500gを中華鍋に入れ、200度ほどに加熱したらネギ100g、スライス生姜75g、スライスニンニク50gを入れ、きつね色になったら切っておいたパクチ100gを入れ、こんがり揚げ上がったら材料を取り出し、残りの油がネギ油です。

2.水溶き片栗粉を回し入れたあと、すぐにかき回さず、3、4秒おいてからかき回し、とろみがついた綺麗な汁ができあがります。

ナマコはジンセン、ツバメの巣、フカヒレと同じく有名であり、世界八大珍品の一つです。『本草綱目拾遺』の記載によると、「ナマコは甘味と塩味をしており、腎の精を補し、髄を益す。小便を調整し、人体の陽気を強壮する。その性は温補で人参に匹敵し、ゆえに、海参という。」とあります。ナマコは記憶力を高め、性腺の老化を抑え、動脈硬化、糖尿病や腫瘍予防の働きがあります。もちろんすべてのナマコに上記の効果があるとは限りません。中国で最高級のナマコは北緯39度の大連獐子島の野生ナマコです。ここは陸地から離れ、海水が汚染されてなく、成長期が長いため、野生のナマコはコシがある食感で肉が厚く、栄養価値が一番高く、ナマコの中で一番高級なものです。しかしとても貴重で、中国では数少ない福臨門海参のような大手ブランドでしか手に入れることができません。

著作権は鄭州市観光局に属します