飛龍頂は北小頂とも呼び、道教名刹である。中国における三十六の頂の一つとし、武当山と同様有名である。これは河南省の省城とする鄭州の西にある荥陽市高村郷内に位置する。ここでは、東は天然の塹壕や大きなさかい及び楚·漢紛争の古い戦場である漢覇二王城に近づき、西は隋朝末李世民が夏王竇建徳を逮捕した場所である牛口峪及び歴代の兵家が争奪する目標とする虎牢関を隣接し、北は滔滔と流れる黄河、南は高くそびえ立っている蒿山を向ける。優れた気性がある山川と綺麗な風景で、これまで数百年間、だくさん人がここへ観光に来た。昔から「中州奇観」との評判で知られている。