古滎(エイ)漢代鉄製錬遺跡

 

 鄭州の古滎漢代鉄製錬遺跡は鄭州市の北西から二十数キロメートルの惠済区古滎鎮(滎陽の旧市街)の西城壁の外に位置します。1965年の文化財調査において、遺跡の南北長さが400メートル、東西幅が300メートル、総面積が12万平方メートルであると確認しました。1975年、鄭州市博物館は遺跡の1700平方メートルの製錬エリアを発掘したことがあります。発掘において溶鉱炉の台座2個、炉底部にある鉄10数個を見つけました。そのうち、最大のものは約23トンで、積み上げられている鉱土が約60立方メートルに達しました。また、井戸1つ、池1つ、四角柱の坑、乾燥炉13個、舟状の坑1つなどの遺跡も見つけました。当遺跡から鉄器318個、陶器380個以上、石器8個が出土しました。

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