国家級博物館、黄河文化の新ランドマーク

黄河の物語を語る「旗艦」とも言われるプロジェクト…

建設の情報が広がって以来

黄河国家博物館は多くに期待されていた

今は

プロジェクトがどこまで進んだか？

「ルックス」は？

今後どんな内容を展示するか？

 

5月18日は国際博物館の日で

記者は黄河国家博物館のプロジェクト現場を訪れ

その建設の「様子」を見に行きました

投資額は約19億3000万元、敷地面積は135ムー

早くも2020年の2月に、水利部黄河水利委員会と鄭州市は業務メカニズムを構築し、黄河国家博物館建設推進業務の専門班を設立した。同時に、「黄河国家博物館建設計画要綱（草案）」が作成された。一時、黄河国家博物館の建設について、みんなの関心を持った話題になった。

5月18日、黄河大堤路と文化路の交差点の東南角で、記者はここに防塵ネットで覆われた広い空き地があるのを見た。これは間もなく建設される黄河国家博物館の所在地である。現場のスタッフによると、同プロジェクトの建築面積は約10万平方メートル、投資額は約19億3000万元、敷地面積は約135ムーという（鄭州市緑城広場と同程度）。

黄河大堤側街の景色のイメージ図©ATCHAIN

外観は黄河の「几」の字形に似ている

建設側によると、黄河国家博物館の建築計画はドイツのGMPで設計されるという。

計画から見ると、建物の主体は一つの磐石のようで、岸の山々の中から「育まれた」ものに見え、流線型の外観と自然景観が渾然一体となっており、多角形の建物は公園の中の曲がりくねった流れを越えて緩やかに起伏しており、建物全体の外観は黄河の「几」の字形を参考にしており、周囲と調和している。

建物の高さは40メートルで、地下1階、地上4階に分かれている。建築機能によって区分すると、北側は主展示区であり、南側はサービス教育区及び公文書室、図書館などの付帯施設である。計4万平方メートルの展示スペースには、4つのテーマ展示エリアを通じて黄河の歴史文化と生態風貌が全面的に掲示されるほか、豊富な臨時展示とインタラクティブ体験エリアも設けられる。

黄河国家博物館の屋根の設計もとても意匠性があり、緑化屋根の設計は国立公園の自然の風景を屋上のテラスまで延長し、訪問者はここで優れた景色を楽しむことができ、北に向かって雄渾で壮美な滔々と流れる黄河を見ることができ、南に向かって優美な鄭州都市のスカイラインを遠望することができる。「屋根には多くの植生が植えられており、観光客は屋根に行って休んだり、遠くを眺めたりすることができます。また屋根の多くの場所にはガラスがあり、太陽の光がガラスを通して建物の内部に差し込むことができ、より省エネで環境に優しいです」と、建設側のスタッフは言った。建物の内部は外部の設計と材料使用の理念を継承している。

建物本体の外張り構造は景観水域を横切っており、その下に来訪者主入口が設けられている。曲がりくねった外壁に流水に洗われたような感覚を作り出し、金属製の天井は主な見学ルートを貫き、訪問者を視覚的に案内する。

特筆すべきのは、黄河国家博物館は「点」で展示していますが、黄河博物館区、花園口遺跡区などの異なるテーマの歴史文化展示エリアと黄河灘地生態公園と索須河遺跡公園を通じて、「面」状の景観を形成し、それによって黄河文化の全体的な風貌と歴史構造を展示し、多種の方式の観光ルートを利用して「点」と「面」の景観を連結し、黄河文化の内包を全面的に掲示する。

博物館屋上テラスのイメージ図©ATCHAIN

今年6月末に着工する予定

黄河国家博物館のポジショニングについて、建設側は、同プロジェクトには黄河文化を発揚する伝承基地、黄河流域の生態保護と質の高い発展の展示プラットフォーム、世界の大河文明の交流・相互参考プラットフォームという3つのポジショニングがあると明らかにした。

完成後、黄河国家博物館は黄河文化を発揚する伝承基地となり、黄河流域の生態保護と質の高い発展戦略の展示プラットフォームとなり、世界の大河文明交流と相互参考の重要な場所となる。

黄河国家博物館は黄河文明の優れた部分を濃縮し、黄河の自然の変遷を明らかにし、人民によって黄河改善の巨大な成果を展示し、中華民族文化への自信を明らかにする国家級博物館となる。

2020年7月、プロジェクト設計入札を開始し、国内外のトップレベルの設計チーム5社を招待した。最終的には、ドイツのGMP国際建築設計有限公司の設計案が選び出された。

2021年3月31日にプロジェクトのフィジビリティスタディ報告の承認を取得した。現在、工事建設の前期手続きは同時に進められており、工事は2021年6月末に着工する計画という。