土豆粉(ジャガイモ春雨)

三国時代の河南は魏国に属し、かつて曹植は「入口留醇香、回味悠遠長(口に入れたときは旨みが広がり、後味が長く残る)」とジャガイモ春雨スープのおいしさを評価したと伝えられています。その後ジャガイモ春雨は名を知られ、一般の街角から当時にぎやかな大通りに移転したと言われています。今になって、もはや中華の一代名料理となり、土鍋で食べることが人気です。河南、陝西地区の味が一番おいしく、河南、陝西、山東、北京、安徽、山西などの地域でも徐々に流行ってきました。

 

作り方

土鍋を綺麗に洗い、好きな野菜を入れる。主役はジャガイモ春雨なので、野菜を入れすぎないよう注意しましょう。しかし野菜が少なすぎて、ジャガイモ春雨を多く入れると美味しくなりません。土鍋に野菜を入れ、適量のジャガイモ春雨を入れます。ジャガイモ春雨の量は鍋の大きさによってご自分でお決めください。土鍋を加熱し、沸騰すればジャガイモ春雨は表面に浮いてきますので、ジャガイモ春雨を入れすぎるとふきこぼれてしまいます。

野菜とジャガイモ春雨をすべて鍋に入れたあと、適量の塩、鶏がらスープの素、味の素、唐辛子などで味を付けます。

土鍋に適量の中華スープを入れます。スープの量は土鍋の縁より1センチ下まで入れるのが目安です。入れすぎると、加熱するとき、スープがふきこぼれてしまいます。スープを入れる量はしっかり把握してください。

スープを入れた土鍋を火にかけ、完全に沸騰するまで加熱せず、たくさんの泡が出てきたら火を止めてください。土鍋は熱が集まりやすいので、沸騰寸前まで加熱した土鍋を食卓まで運べば、土鍋の余熱がスープを完全に沸騰させてくれます。スープが完全に沸騰してから土鍋を運ぶとスープと浮いているジャガイモ春雨がこぼれてしまいます。土鍋の一番上にパクチを散らして、野菜団子をいくつか入れれば、ピリ辛ジャガイモ春雨の出来上がりです。

注意事項

じゃがいもにはデンプン、たんぱく質、脂肪、カロリー(糖質)だけでなく、人体に必要な21種類のアミノ酸とビタミンB1、B2、B6、Cとカロテン、セルロース、カルシウム、リン、鉄、カリウム、ナトリウム、ヨウ素、マグネシウムとモリブデンなどが含まれています。

ジャガイモはダイエット効果もあります。じゃがいもに含まれる脂肪はわずかの0.1%で極めて少なく、毎日ジャガイモを食べても脂肪摂取量が少なく、余分の脂肪は徐々に代謝されます。

ジャガイモは胃にも優しい。中国医学によると、ジャガイモは胃を調和し、補気健脾、胃潰瘍、習慣性便秘などの病気を改善し、解毒、消炎の働きがあると言われています。ジャガイモは老化を和らげ、病気予防の働きがあります。

 

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